フランチャイズ・ショー 2017

2月1日、お客様のお供で『フランチャイズ・ショー 2017』(会場:東京ビッグサイト)に行って来ました。

ほぼ朝一、ほぼ最終の新幹線で日帰り、朝5:30起きで帰宅時には日付けが変わってました。


ビッグサイトからまっすぐ帰ればもう少し早く帰れたのですが、目黒の名店“とんき”さんで夕食を食べて来ました。

以前にお客様にこの店の素晴らしさをお話したことがあり、ご興味をお持ちだったのでご案内しました。

お店の方、一人一人が巧みに連携し、お互いに助け合って顧客満足を作り出す洗練されたオペレーションは健在で、お客様にも感動していただきました。

もちろん、美味しいことは言わずもがなですが、客商売とは、もてなしとは何かを突き詰めたサービスの姿勢に改めて強い衝撃を受けると共に大きな満足感で疲れも吹き飛ぶ心地良さを感じました。

とんきさんは、本当に行ってみる価値のあるお店です。

また後日、詳しく書いてみたいと思います。


帰りの新幹線の車内で、お客様から「本当にお付き合いいただいてありがとうございました。」とお礼を言われ、とても恐縮しておられましたが・・・

本当にそうなんでしょうか?

本当に得をしたのは私の方で、お礼を言わなきゃいけないのは私の方ではないのかと考えてこちらもお礼を申し上げました。


こういうのって、考え方次第ですよね?

交通費はお客様にお支払いいただいたので、目に見えた金銭的支出はわずかです。私の投資は時間と体力。

「付き合わされた。」と受動的に捉えたら、多分損をした気持ちになるのでしょう。

この考え方では、『時間=遺失利益』、東京に行かず富山にいたら一日稼げたとなるのでしょうか?

仮に1日5万円としましょう。5万円儲け損なったのんですかね?


しかし、私は「喜んで同行させていただく」と自分で決断したので、時間も体力も全く気になりませんでした。

むしろ、貴重な経験、貴重な出会い、知識、資料など得たものがあまりにも大きく、気分的にはとても有意義な一日を過ごせました。


他にも・・・

開場直後から閉場時間までビッグサイトに留まり、フランチャイズ・ショー、インバウンドビジネス総合展 、ギフトショーと3つの展示会をはしごして携帯の万歩計を見ると、歩数16,905歩、歩行距離10.13km、とてもよい運動になりました。

普段歩くことの少ないメタボ中年?初老?の身にとっては、こういうことでもないと歩かないので、ありがたい機会をいただきました。


また、おしゃれに興味のない私は、着る物に無頓着です。

とは言え、仕事柄相手に与える印象を良くすることは仕事の範疇であり、興味がないとか言ってられません。

そこで、上京する度に、ネクタイ1本或いはワイシャツ1枚など何か身に付ける物を買うことを自主的にノルマに設定しています。

今回、新しいネクタイが2本増えました。



すべてのキッカケは連れ出していただいたことです。

「一緒に行っていただけませんか?」この一言がなかったら、この日得た多くのことは、何も始まらなかったのです。

改めて誘っていただいたお客様に感謝の気持ちで一杯です。


“一期一会”という言葉で片付けるのはあまり好きではありませんが、しかし、今目の前にある機会(チャンスとは限らない)は、二度とない機会という意味には共感します。

大事なことは、“機会に飛び乗る勇気”であり、それを決断することであり、損か得かは二の次じゃないでしょうか。

飛び乗ったら、あとは損で終わるか得するかは自分次第。

考え方と行動次第で得にすることは難しいことではないし、その努力を惜しむから損をするのではないかと思います。


そういう私も過去に損をした経験もあります。

「ああ、一日を無駄にしてしまった。」と後悔してしまいました。

その時はそう思いましたが、後々それは間違いであることに気付きました。

「付き合わされた。」と他人のせいにして、その機会を最大限有効に活かす努力を自分がしなかったことを棚に上げて、責任転嫁していたのです。


最後に、私自身は、損とか得とかは全く意識していません。

嫌な思いとか後悔とか、失望とか・・・いろいろな後ろ向きな気持ちを総称して「損」と表現している感じで、自分の中にある自発的な気持ちを他の人に説明するために便宜上使った言葉です。

そもそも、“機会に飛び乗る勇気”に気づいてからは、ず~っと得しているので、損か得か考える必要もないのです。

GF経営研究所

主に富山県内で活動する中小企業専門の経営とITのコンサルティング事務所です。

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