GWなのに・・・補助金の不思議な話
皆様、GWを楽しんで、或いはリフレッシュしていらっしゃいますか?
私はと言えば、普段以上に机に向かう一週間になっております。
もう遊びたい年齢ではありませんし、これといって没頭している趣味もありませんので、ひたすらインドア派(使い方が違う?)です。
机に向かう・・・当初は、韓国語の検定試験を受ける学習に充てる予定でしたが、それどころではなくなりました。
理由は3つあります。
1.例年のことですが、新年度が始まってこの時期は補助金ラッシュで、5月末、6月末申請の補助金が固まって公募期間になっている為、そのご支援。同じ補助金でも申請される企業様によって全然違う内容になる為、使い廻し出来ないのが辛いところ。全社いちから同じ工程を分析し、採択に向けて補強すべきことを企業様にご指摘します。
2.個別の企業様から社内改革・業務改革のご支援の依頼がたまたまこの時期に重なってしまったこと。
3.資格更新手続き(昨年度1年間の活動・学習実績を報告)があること。これも例年この時期なのですが、結構な工数がかかります。更新のための報告だけならそれほどでもないのですが、折角なのでこの時期に一年間の自分の活動を振り返る機会にしたいので、整理したり分析したりするので、これだけでも1日仕事です。
これで、9日間目一杯のボリュームです。
暇が一番嫌いなので、これは愚痴ではなくありがたいことで、感謝しております。誤解なきように。
少し、気分転換にこの記事を投稿します。
今公募中の補助金で、私が関わっているのは次の2つです。
A.IT導入補助金 二次公募(6月30日締め切り)
この補助金は、補助金申請額が50万円以上になると私のような『専門家』と定義されている人間の事業計画策定支援を受けることが義務付けられており、さらに80万円以上になると申請前に経営力向上計画を当該省の大臣や局長に認定を受けなければなりません。
この補助金の申請前にあたっては、手順として経営力向上計画を認定申請を先に行わなければいけない(認定まで30~40日必要)ので、私の仕事は事業計画と経営力向上計画の策定を同時(一連)に支援する業務になることが多くなります。
B.小規模事業者持続化補助金 追加公募(5月31日締め切り)
(商工会議所エリアの企業) http://h28.jizokukahojokin.info/tsuika/
(商工会エリアの企業) http://www.shokokai.or.jp/?post_type=annais&p=4887
いずれも、平成28年度第2次補正予算の補助金で募集内容は過去記事にアップしておりますので、詳細の説明は割愛します。過去記事をご参照ください。
他にも、軽減税率対策補助金(http://kzt-hojo.jp/)という補助金にも関わっていますが、これは公募期間が長く平成30年1月末までですので、改めて別の機会に書きます。
さて、ようやく本題です。
「IT導入補助金」も「小規模事業者持続化補助金」どちらも同じ年度予算で2度目の公募なのですが、片方は『二次公募』、もう一方は『追加公募』ってなってます。変ですよね?さらには、過去に『一次公募第2次』というのも見たことがあります。どう違うのでしょう?お役所がお使いになる言葉ですから、定義があるはずですが、ネットを調べても明確な説明が検索できませんでした。正式な見解が見つかりませんで、あくまで私個人の経験に基づく私的見解ですが、次のように分別されていると思います。
ア.二次公募
同じ年度予算で2度目の公募であることを示したもの
イ.追加公募
前回公募で使い残した予算があったので急遽追加した公募で、前回公募での支出分を除く予算となるので採択枠が少ない可能性大
ウ.一次公募第2次
一次公募の中で、さらに公募期間を1次・2次に分けた場合の使い方。後期、2期的な意味合い。よって、同じ年度予算であと1回以上の公募が予定されている
民間人には紛らわしい表現ですが、逆に正確に情報を表現してくれているとも言えるかと思います。
注)あくまでも個人的な見解です。ご注意ください。正式見解を発見したら修正します。
0コメント